藤沢周平

 最近、藤沢周平の小説を立て続けに読んでいます。
 何かに書いてありました。「企業の経営者や上昇志向のある人は司馬遼太郎を読み、自分の将来について先が見えたと感じるサ
ラリーマンは藤沢周平を読む」。なるほど。
 私は数年前までは、司馬遼太郎を読んでいました。で、藤沢周平に来て、その後は?

 藤沢ワールド頻出難解語句解説 
晴眼 剣の構え方の一。剣の先を相手の目の位置に向けて中段に構えること。
八双 刀・薙刀(なぎなた)の構えの一。左足を前に出し、手元を右脇に上げ、刀身を立てて構えるもの。
鯉口 《断面が鯉の開いた口に似ているところから》1 刀の鞘(さや)の口。2 和服で水仕事などをするとき、着物が汚れるのを   防ぐために上に着る、袖口の小さい筒袖の上っ張り。
鯉口(こいぐち)を切・る
   すぐに刀が抜けるように、刃を少し引き出しておく。鯉口をくつろげる。
太物 絹織物を呉服というのに対して、綿織物・麻織物など太い糸の織物の総称。
嫁入る 嫁に行くこと。「よめる」とも。 
しもたや 《「しもうたや」の音変化》1 商店でない、普通の家。また、その家屋。「―風(ふう)の家」2 もと商店をしていたが、今はやめた家。